肺ガン・口腔ガン・食道ガン・心筋梗塞・狭心症等・脳卒中

喫煙者の発ガン率 喫煙者の発ガン率は、非喫煙者に比べて大変高くなっています。
例えば、男性の場合、肺ガンでは5倍、咽頭・口腔ガンは3倍、食道ガンは2.24倍という具合です。
喫煙率が上がっている女性の場合も同様です。
この数値はあくまでも平均値で、一日に吸うタバコの数によっては発ガン率はさらに高くなります。
例えば、一日35本以上吸う人の発ガン率は、タバコを一本も吸わない人に比べて8.5倍、25本〜34本で7倍、15本〜24本で5.4倍です。
また、タバコの健康への被害はガンだけではなく、心筋梗塞や狭心症等、脳卒中などによる死亡の危険性が非喫煙者に比べると1.7倍も高くなるというデータもあります。
さらに、喫煙者自身の健康だけではなく、周りにいる人への健康被害も少なくないことがわかっています。
これはタバコの中は健康を害する成分が非常に多く含まれているからですが、特に発ガン物質は深刻です。
タバコに含まれる三大有害物質として知られているのは、ニコチン、タール、そして一酸化炭素です。
ニコチンは発ガン性が認められていますが、ニコチンが怖いのは中毒性があることです。
ニコチンによって脳が刺激され、ドーパミンが分泌されるようになります。
ドーパミンが分泌されると心地よくなるのでそのときは良いのですが、切れてくると体がドーパミンを求めるようになり、タバコを止めることができなくなってしまうのです。
また、ニコチンは肺から吸収されて全身に広がり、血管収縮などの作用をもたらすこともわかっています。

タールの有害性

タールの有害性 タールは、ヤニのようにフィルターに茶色く付着する、ネバーとした物質です。
タールというのは、様々な粒子相の総称で、やはりこの中にはたくさんの発ガン物質が含まれています。
よく知られているのはベンツピレンと呼ばれるのものです。
その他にも数十種類もの発ガン物質がタールの中には含まれています。
一酸化炭素はヘモグロビンと結合し、酸素が結合するのを阻害します。
一酸化炭素がヘモグロビンと結合する力は酸素の200倍以上といわれています。
血液によって体内に酸素が運ばれるのを阻害されると、組織の酸素欠乏を引き起こし、これが発ガンの原因となるとも言われています。
この三大有害物質だけでもタバコは健康にとって脅威となるのですが、その他にもタバコにはなんと4000もの化学物質が入っていて、内200以上が健康にとって有害です。
そして、有害とわかっていても中毒となってなかなか止めることができないということが問題を大きくしています。
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