PM2.1にまさるニコチンの悪影響

ニコチンの悪影響 最近は世界を始め、日本もあちらこちらで禁煙が当たり前になってきました。
ひと昔前であれば、職場や新幹線、映画館、レジャー施設のどこであってもタバコは好きなように好きな場所で吸えていました。
ところが現在はどうでしょう。
このような場所はもちろん、一般的な路上であっても喫煙を禁止している地域もあるほどです。
こうなったのは、ひとえにタバコの悪影響が広く知られるようになったためです。
タバコには200種類を超える有害物質が含まれており、なかでもニコチンにはさまざまな有毒物質が含まれ、煙などを通してそれをまき散らしてしまうのです。
世間で現在騒がれている中国からのPM2.1ですが、タバコの副流煙と比較すれば、身体への害は比較に成らないほど軽いのをご存知ですか?
それほどニコチンが人間にもたらす害は凄いのです!!
ニコチンだけで見てみると、その恐ろしさが良く分かります。
もともと天然由来の物質で、強い神経毒性を持っています。
わずかな量で人を死に至らしめる猛毒で、青酸カリの倍以上の威力を持つのです。
有毒ではありますが、これ自体に発癌性はありません。
ほぼ全ての生物に対して有効な毒物であり、殺虫剤や殺鼠剤としても使用されています。
また、血圧や毛細血管を痛めつけ、ボロボロの状態にしてしまいます。
これによって動脈硬化を進行させ、最終的には脳梗塞や心筋梗塞などの血管を原因とした病にかかりやすくなってしまいます。

タバコの中毒性

タバコの中毒性 また、そういった身体的な影響の他で一番恐ろしいのは、その中毒性でしょう。
肺から取り込まれたこの成分は、わずか数秒で全身に広がり、脳内に快感をもたらす作用があります。
人間はもともとタバコが無くても生活できるのですが、一度脳がニコチンを知ってしまうと、その強力な刺激を常に求めるようになってしまうのです。
そのため、喫煙者はこの成分が体内に無いと脳が焦りだし、イライラや動機が身体症状として現れるようになります。
しだいに脳がタバコを強く求め、依存症となってしまうのです。
喫煙者がなかなかタバコをやめられない、やめると身体が様々な辛い症状に襲われるのは、このように脳自体が変化してしまっているからなのです。
血のにじむような努力をして禁煙に成功しても、変化してしまった脳は元には戻りません。
つまりタバコ1本でも吸ってしまえば、脳が簡単に刺激を思い出し、あっという間にまた依存してしまうようになります。
タバコ自体に含まれるニコチンは、吸い終われば消えてなくなります。
周囲の人にとってはそれまでの我慢で済みますが、喫煙者の脳に蓄積されたニコチンの刺激は一生消えません。
禁煙を目指している人は禁煙外来などを受診し、強い覚悟をもって臨むようにしましょう。
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