節煙は逆に依存を強める可能性がある

ニコチン依存症 禁煙する時の方法として、スパッとその時点からタバコを止める方法と、それではきっと辛いから、少しずつ本数を減らそうとする方法があります。
ちなみに後者の方は節煙と呼ばれる物です。
どちらの方法も禁煙には効果がありそうに思えますが、実は節煙する事によって、よりタバコへの依存を強めてしまう事があるのをご存知ですか?
節煙は前述したように、吸う本数を減らす方法です。
禁煙をしていない時は、実は好きなだけ吸えるので、それほどしっかりと吸わない事も少なくありません。

しかし節煙をすると、その日に吸える本数が決められているので、この1本1本を大切にしようという気持ちが働いてしまい、結果的に時間をかけて深く吸い込んでしまうのです。
その為、実はいつでも吸えるという状態の時以上にタバコのことばかり考えてしまうようになります。
勿論、人それぞれなのでそう思わない人もいますが、中にはタバコに対する依存を強めてしまう人がいる事を知っておきましょう。
また、節煙の場合は頑張って我慢した後にまたタバコを吸う事が出来ます。
我慢して、そして欲しくてたまらなかったタバコをようやく吸える状態、それは空腹時にも似ている感じで、何よりもその煙がおいしく感じてしまうかもしれません。
例えば1日5本だけと決めた場合、結局は1日5回、至福の一時を迎えたと感じるかもしれないのです。
その為、結局はどうしても頭の中から「タバコ=おいしい」という図式がなくならない事になってしまいます。
こうなると結局その誘惑に負けて禁煙自体が失敗するだけでなく、禁煙前よりも1日に吸う本数が増えてしまう事だってあるのです。
したがって、一見効果的に見えそうな節煙ですが、実は逆にタバコ・ニコチンへの依存を高めてしまう事があるので注意しましょう。
ただ、節煙しようと思った気持ちはとても大切です。
重要な事は、この時点でタバコを余りおいしくないと感じる様にするという事になります。
従って、そう決めた時点で禁煙補助薬等を使ってみると、本数が減った事に対するイライラ・欠乏感等をかなり軽減できることもあるのです。
喫煙が習慣となっている人にとって、禁煙する事はかなり大変な事ですが、決して無理な事ではありません。
ニコチンパッチ等を使って禁煙する事もできますが、この場合、それを使うのを辞めてしまうとまたタバコを吸いたくなってしまう事も有ります。
節煙で禁煙に成功する事も有りますが、時にはタバコに対する依存を強めてしまう事があるのを知っておきましょう。
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